シャンプー選びは慎重に！宣伝文句に騙されるな！ | 辻堂にて美容室を営み施術の様子や施術後のヘアスタイルをブログで発信

こんにちは！

辻堂の美容室lino(リノ)の渡辺タカシです！

今まで何となくシャンプー選びをしていた方、

ブランドやパッケージで選んでいた方！

もしかすると使えば使うほど髪を痛めている！なんて事があるかも知れません！

このブログをご覧いただき、少しでもシャンプーの選び方を理解していただけますと幸いです。

まず、シャンプーにはどのようなモノが入っているのか簡単に説明していきます。

水➕洗浄成分➕油➕コーティング成分

必要最低限の配合だとこんな感じになります。

水はおおよそ60-80%ほどの含有量で1番多く配合されています。含有量はシャンプーによって異なります。

その次に多いのは洗浄成分になります。

シャンプーは大半が水と洗浄成分でできているので、洗浄成分の質はかなり重要な要素です。

髪を保湿してくれたりする有効成分については、含有量においてはそこまで多くはないです。ただ、入っているだけで実は効果が薄いものもあります。

次に髪や頭皮に負担をかけてしまう成分をお伝えしていきます！

①強力な洗浄力を持った成分

代表的な成分はラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naですね。これはご存知の方も多いと思います。泡立ちと良く、汚れも落ちやすい成分、おまけに原価が安い成分なのでかつては多くのシャンプーで使われてきました。

今はブログやYouTubeなどで情報があふれる時代なので、今話しているような事もわりとご存知の方が多いと思います。

そこで！

何年か前から

サルフェートフリーという言葉が使われはじめました。

これはラウレス硫酸Naとかラウレス硫酸Naを使っていませんよっていう事。

このシャンプーは優しいシャンプーなんですっていうアピールができるからボトルの裏の説明書きにもよく見られるようになりました。

ただ、サルフェートフリーと書いてあっても注意して欲しい成分があります。

それはこちら！

オレフィン(c14-16)スルホン酸Na

こちらの成分は泡立ちや泡切れもよいためシャンプーでの使い勝手が非常に良い成分です。

ただし！

こちらの成分も洗浄力が強めの成分となります。

オレフィンは植物由来のためサルフェートフリーと書いてあるシャンプーにも配合可能です。

サルフェートフリーとはいえ、頭皮や髪に優しいわけではないので要注意です。

これらの成分は敏感肌や乾燥肌の方、髪のダメージが気になる方は特に気をつけていただきたい成分です。

②頭皮に負担をかける成分

シャンプーは髪を洗った後にすすぐのですが、その時に軋みを感じるシャンプーってありますよね。

すごく使いづらいというか、嫌な感じがしませんか？

それを防ぐ目的でシリコンやポリクオタニウムー○○（数字）などの成分が配合されます。

こちらは洗い流しの時の質感が良くなる効果があります。

その質感を良くすることを優先するあまり、たまーに、シャンプーには入っていない方が良い成分が配合されている事があります。

それがこちら！

ベヘントリモニウムクロリド

ステアルトリモニウムクロリド

これらの成分は四級アンモニウム塩と呼ばれる成分で、髪を柔らかい質感にしてくれます。

トリートメントには良く入っている成分ですが、皮膚刺激のある成分なのでシャンプーに配合されていると心配です。

むしろ、髪をキレイにするという本質を忘れて表面上の仕上がりだけ避ければ良いという作り手の気持ちに憤りを感じます。

こちらも頭皮が弱い方や乾燥しやすい方などは気をつけて欲しい成分です。

というわけで結局何が言いたいかというと、表面上のパッケージや裏の説明文だけで選ぶのはできる事なら避けて欲しいかなという事です。

ご来店のお客様にもシャンプーについては多くご質問をいただきます。

頭皮や髪の状態を見ながら最適なご提案をしますので、気になる方はぜひご質問ください！

押し売りなどは絶対にしませんのでご安心ください！

ご予約はこちらから！

担当: 渡辺タカシ
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